
私は保育園で働いているのですが、ちょっと前にこんな事がありました。
砂場で遊んでいる時、Tちゃんが「せんせい、一緒にお山作ろう!」と言ってきました。
そして、スコップを2本持ってきて、そのうちの1本を私に渡してくれたのです。
この瞬間、じ〜んときてしまいました。。。
まだ年少の子がそんな気遣いができるんだ、という驚きの他に信頼関係が築けてきたのかな、という嬉しさ、そして何よりもそのひたむきで純粋な気持ちに心打たれました。
実は、こうしてスコップを私の分まで用意してくれた子は過去にもう一人いました。
そのR君は家庭に少し問題があり、常に愛情を求め苛立ち、大好きなお友だちとの関わり方が分からず手が出てしまう子でした。
正直、保育士も手をやいていたのですが、そんなR君と本気で向き合おうと決めた日、私から誘い、一緒に砂場でお山を作りました。
すると次の日、「せんせい、お山作ろう!」と私の分のスコップも持ってきてくれたのです。
砂場ではお友だちを押したりちょっかいばかりかけて全く遊べなかったR君がです。
この時はじ〜んとくるどころか、泣けてきそうでした。
そして次の日も、また次の日もR君が用意してくれたスコップで一緒にお山を作りました。
先述のTちゃんは転園したきたばかりの子でした。
砂場にぽつんと一人でいたTちゃんに声をかけ、一緒にお山作りをしたら、次の日私の分のスコップも用意して誘ってくれたのです。
子ども達と向き合っていると、こんなほっこりじ〜んな場面がいくつもあります

そしてそこにはいつも純粋な笑顔があります

さて、先日はオブリガードのライブでした

いつもお客さんの大合唱を聴くとじ〜んときてしまいます。
「ビリーブ」の大合唱は本当に感動的でした。
みんな、本当に純粋で素敵な笑顔でした

が、しかし

感傷に浸っていると、ミスるんですよね・・

お客さんの笑顔を見たくて顔を上げると演奏がおろそかに。。
演奏に集中するとお客さんの笑顔が見れない!!
・・・・まだまだ修行が足らないひさのんでした
