暑い暑い夏!皆さん、如何お過ごしですか?
お盆が終わっても、まだまだこの暑さは続きそう....
ヨーロッパ各国における死者の日として、日本のお盆に当たる「万霊節」がありますが、タイトルもそのものズバリ「万霊節」という歌曲をお聞きになった事がありますか?
亡き恋人を偲ぶ歌ですが、歌詞もメロディーもとても美しい曲で、私の好きな曲の一つです。
「万霊節」
テーブルに香り高い木犀を飾り
最後の赤いアスターを添えよう、
僕たちはもう一度愛の事を語ろう、
かつての五月にそうしたように。
手をお出し、そっと僕に握らせておくれ、
人が見ていようと構いはしない、
お前の甘美なまなざしを僕に注いでおくれ、
かつての五月にそうしたように。
今日はどの墓にも花が咲き、
香りが立ちこめている、
死者たちの自由になる一年に一度の日だ、
僕の胸に来て、もう一度
僕のものになっておくれ、
かつての五月にそうしたように。
詩/ヘルマン・フォン・ギルム
訳/西野茂雄
R・シュトラウス(独)が、19歳の時に作曲したものです。この曲を聴くと、日本のお盆も、亡き人たちに心を寄せる大切なひとときだと、改めて感じます。とにかく心打たれる歌です。
日本でも、「お盆」の歌があるのかなぁ〜?
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