実は私、静岡県の伊豆半島が大好きであります。きっかけは内田康夫の「天城峠殺人事件」を読んでから旅行をして”はまってしまった”というもの。中伊豆の”修善寺”には「源頼家」のお墓もあり、鎌倉時代の栄枯盛衰が、かいま見れるところでもあります。
今回は”石川さゆり”の「天城越え」と共に天城を紹介します。



「わさび沢 隠れみち 小夜時雨 寒天橋〜」

左)浄蓮の滝に近い「わさび沢」です。中伊豆はわさびの名産地、とにかく水がきれいなんですね。地元の蕎麦屋ではとれたてのわさびを自分ですりおろしていただきます。日本酒との相性もバッチリ!
右)「寒天橋」場所は浄蓮の滝をさらに南に進み天城トンネルの脇道から山側に入った旧道沿いにあります。現在の整備された道路以前、伊豆の踊り子たちは天城山を越える時、この寒天橋を通ったんですね。(写真いずれも09年8月撮影)

(写真 天城隧道(旧道)09年8月撮影)
名曲「天城越え」を聞くと”川端康成”の「伊豆の踊り子」とどうしてもリンクします。温泉場を巡る旅芸人の「踊り子」そして旅で訪れた男性と出会い、別れてゆく。大正時代の末期に川端先生はこの地を訪れ旅芸人の女性達と出会っています。今では芸人達はいなくなりましたが、石川さゆりの歌はまさに「踊り子」を歌ったものでは、と個人的に思っています。かなしく切ない歌ですが、そこにはロマンがあるのですね。
「あなと〜越えたい 天城越え〜」ロマンを愛するジェリーでした
追記)http://www.youtube.com/watch?v=dhpBiXlE_9U ←「天城越え」聞きながらブログ見るとさらに情景が深まります、、
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